今週の保護犬のわんこ♪ Vol.２５「狭いケージから解放された元繁殖犬の豆福ちゃん」

新しい家族に迎え入れられた保護犬を紹介する犬猫さがしと「保護犬のわんこ」プロジェクトさんの共同企画「今週の保護犬のわんこ♪」

第25回は公開募集でご応募いただいた@maison_decorineさん家の豆福ちゃん！

 

@maison_decorineがシェアした投稿 – 2017年11月月12日午前2時35分PST

豆福ちゃんは東京都在住、フレンチブルドッグの推定5歳の女の子。寝顔も可愛いですが、お風呂前の姿も可愛い！豆福ちゃんはブリーダーの繁殖犬として狭いケージの中にいたところをWan lifeさんに保護されました。

飼い主さんは保護犬の存在を知りお迎えしたいと思い、まずは保護犬の事情を知らない旦那様に理解してもらうところから始まりました。時間をかけ旦那様を説得したものの、約2年間は何度か応募しても条件やタイミングが合わず叶わなかったそうです。

里親サイトを通じ見つけた豆福ちゃんに応募したものの今回もダメだろうと思い海外旅行に行っていた時、見知らぬ番号から電話が。もしかしてと思い連絡したところWan lifeさんからの電話で、豆福ちゃんの譲渡の話を進めることになりました。早く会いたいなと旅行中もたった一枚の豆福ちゃんの写真を眺めては、豆福ちゃんのことばかりお話していたそうです。ご縁が結ばれた瞬間の喜びが伝わるエピソードですね♪

 

@maison_decorineがシェアした投稿 – 2017年10月月22日午後3時42分PDT

こうしてトライアル期間を経て家族となった豆福ちゃんですが、これまでの飼育環境を窺わせる特徴がありました。狭いケージで身動きも取れずにいたからでしょう、お尻には大きなタコがあり、また声を出すこともできないそうです。真上から頭を撫でようとすると顔を背け、男性もあまり好きではないとのこと。辛い思いをしてきただろうと想像に難くないですね。

特にトイレはこれまで垂れ流しの環境だったため覚えるのに時間がかかり、散歩も経験したことがないため最初は一歩も動けなかったとのこと。それでも豆福ちゃんのとてもおおらかな性格が功を奏し、人間と暮らすことを受け入れてくれ飼い主さんとの生活に慣れていくことができました。