3000キロの旅路の先で最高のクリスマスプレゼントをもらった元保護犬の「もち」

新しい家族に迎え入れられた保護犬を紹介する犬猫さがしと「保護犬のわんこ」プロジェクトさんの共同企画「今週の保護犬のわんこ♪

第68回は久しぶりのアメリカからのエントリー!@mochicutiechanさん家の「もち」です。

 
 
 
 
 
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もちはシアトル在住、3歳の女の子。もちが飼い主さんと出会うまではとても長い旅路を経ています。もちは生後2,3ヶ月の頃に2匹の姉妹と共にテキサス州ヒューストンで保護され、現地のシェルターで2年間(パピーの頃は所長さんのご自宅で)過ごしていました。

しかし2017年8月にテキサス州を襲った大型ハリケーン「ハービー」の影響で、取り残された飼い犬の一時預かり「ハービー犬」が増え、もちがいたシェルターもその子達の受け入れるために、もちは1匹の姉と共に同じヒューストンにある別のシェルターに送り出されました。

 
 
 
 
 
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新しいシェルターで1年間過ごした後、もっと新しい飼い主に出会う機会がある場所へということで、姉犬と共にシアトルにあるSeattle Humaneというシェルターへと送り出されました。

ヒューストンからシアトルと言われても私達日本人にはピンと来ないですが、移動距離は実に3,000kmを超える大移動、すっぽり日本を縦断できる距離です。

 
 
 
 
 
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一方、飼い主さんは子どもの頃に犬を飼っていた際に殺処分問題について知ったそうです。大人になったら犬を助けたいという思いから獣医を目指したことも。獣医は断念したものの犬を助けたいという思いは変わらず、結婚しアメリカへ移った後も旦那様に「いつか広い庭の家に引っ越したらシェルターを持ちたい」という夢を話しました。

しかし旦那様からは「今はアパートだからもうちょっと先だね」と言われてしまいました。犬を助けられるのはまだ先になるとちょっとがっかりだった飼い主さんでしたが、昨年のクリスマス前に旦那様が突然こう言ったそうです。

「クリスマスに犬がシェルターで過ごすのは可愛そうだね」

こうして昨年末、飼い主さんは保護犬を助けるという夢に向かい一歩踏み出しました。

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