新しい家族に迎え入れられた保護犬を紹介する犬猫さがしと「保護犬のわんこ」プロジェクトさんの共同企画「今週の保護犬のわんこ♪」
第83回は福岡県在住の@masaei2さん家の「あい」です。
この投稿をInstagramで見る
「あい」は推定5ヶ月、目のまわりのメガネ模様がトレードマークの女の子です。「あい」は山口県の野犬の多い地域できょうだいと思われる子犬4匹でウロウロしているところを通報され、山口健康福祉センター防府支所に保護されました。
飼い主さんは成人になるまでずっと犬のいる暮らしをしていましたが、現在は中学生の息子さんと二人暮らしで、しばらく犬のいない生活でした。息子さんは犬と暮らしたことがないため、犬が好きという感情はあまりなく、むしろ吠えられて嫌な経験をしたことがある、という状態でした。
この投稿をInstagramで見る
そんな息子さんの兄妹のようになってくれればと思い、犬を飼おうと思った飼い主さん。子どもの頃にある迷子犬を助けてあげられなかった後悔がずっとあり、その思いと命の期限をつけられた子を一匹でも救いたいと思い保護犬を家族に迎えることにしました。
実はもうひとつ理由があり、以前ペットショップで1ヶ月だけアルバイトした経験のある飼い主さん。そこで目にしたのは血統書の申請を行う際にすでに死亡している賞を取った犬の名前を繰り返し使っている様子でした。全てのペットショップがそんなことしてないとは思いつつも、ペットショップで売られている子の血統書に価値を全く感じなくなったことも理由なんだそうです。
この投稿をInstagramで見る
色々なサイトを調べたところ、ジモティーで保護活動をされている方の投稿で子犬が4匹、山口健康福祉センター防府支所に保護されているという情報を見つけました。その中の1匹が「あい」でした。
それまで何匹かの候補の子の写真を息子さんに見せても中々首を縦に振ってくれなかったそう。しかし「あい」の写真を見せたらすんなりと「いいよ」と言ってくれたので早速迎えに行くことにしました。
この投稿をInstagramで見る
写真1枚しか見てないため不安もありましたが、迎えにいくのならどんな子でも縁があれば引き取って来ようとの思いで行き、実際会ってみると「あい」は草の実などがついた汚れた状態でガリガリに痩せていました。しかし最初は横を向いていたのが少し慣れてきて、飼い主さんの目をじーっと見つめて言葉に耳を傾けてくれるその姿を見て、この子なら大丈夫と思い家族に迎え入れることにしました。
- 1
- 2