母も兄弟も亡くし孤独な子犬だった元保護犬ピー君。17年経った今の様子は?

新しい家族に迎え入れられた保護犬を紹介する犬猫さがしと「保護犬のわんこ」プロジェクトさんの共同企画「今週の保護犬のわんこ♪

第40回は@peakun0803さん家のピー君!

ピー君は17歳になる男の子。白いフワフワの毛並みが綺麗ですね!ピー君は多頭飼育の家庭で生まれたのですが、母犬が産後まもなく亡くなり、兄弟犬も亡くなってしまったそうです。

飼い主さんがピー君と出会ったのは先代犬を亡くし落ち込んでいた時。友人から「母親が死んでしまった可哀想な子がいる」と連絡をもらい、翌日早速見に行くことに。見に行った空き家には多数の犬と共に錆びた軽トラックがあったそうです。その軽トラックの下を覗くと身を潜めるように小さな小さな子犬が震えていました。それがピー君でした。

生まれてまもなく母犬と兄弟が亡くなったピー君は母乳もあまり飲めず、ご飯も他の犬たちに食べられてしまっていたようで、衰弱し手足の毛が全く生えてなかったとのこと。飼い主さんはその震えるピー君を抱きしめて連れて帰ることにしました。

こうして家族に迎え入れたものの、ピー君は免疫力も弱く社会性も未熟だったため、人との暮らしに慣れるのに数年かかったそうです。しかしそれも昔のこと。成犬になってからは「待て」も「伏せ」もしっかりできる、どこに連れて行ってもステイができる子に育ちました。

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