「保護犬は可愛くない」そんな偏見を覆してくれた元保護犬のジャスパーとモモ

新しい家族に迎え入れられた保護犬を紹介する犬猫さがしと「保護犬のわんこ」プロジェクトさんの共同企画「今週の保護犬のわんこ♪

第49回は2回目のアメリカからのエントリー!カリフォルニア在住の@rijasmogさん家のジャスパーとモモです。

 
 
 
 
 
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左の耳がピンとした子がジャスパー、10歳の男の子。右のモフモフな子がモモ、9歳の女の子です。2匹とも2009年に南カリフォルニアのオレンジ郡が運営するアニマルシェルターに保護されていました。

詳しい出自はわかりませんがジャスパーは男性に対して異常に攻撃的で、手を挙げるだけで首をすくめるところから、男性に虐待されていたかもしれないとのこと。モモは当時まだ生後6ヶ月くらいで迷子になった子ではないかとのことでした。

飼い主さんは当時、保護犬は汚い・可愛くない・躾ができていない犬で、犬を飼う=ペットショップかブリーダーと思っていたそうです。しかしそんな飼い主さんに対しアメリカ人の友人が「犬を飼うならシェルターで譲渡してもらう、ペットショップから買う選択肢はない」と言い切り、飼い主さんを無理やりアニマルシェルターに連れて行ったそうです。

 
 
 
 
 
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初めて行ったシェルターで飼い主さんは身体に稲妻が走ったぐらいの衝撃を受けました。どの子もとっても可愛くて、何故この子たちがシェルターにいるのかと困惑したそうです。

その後何度かシェルターを訪れ、周りの子が譲渡されてゲージからいなくなっていくのに、1匹だけ残っていた子がいました。それがジャスパーです。このままでは安楽死になってしまうかもと思い、ジャスパーを家族に迎えることを決めました。

 
 
 
 
 
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ジャスパーを家族に迎えることを決めた直後にもう1匹迎えたいと思い、同じシェルターで出会ったのがモモです。出会ったときはまだ迷子犬として飼い主さん待ちの状態で、譲渡可能になる日まで毎日シェルターに通いモモと遊んでいたそうです。譲渡受付番号は当日の朝の早い順ということで、譲渡可能な日の朝イチに並び無事モモも家族に迎えることができました。

 
 
 
 
 
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なお、アメリカでは(地域によって違うかもしれませんが)譲渡の前に避妊去勢手術が必須なんだそうです。ドッグランに遊びに行くと避妊去勢をしていない子は少し敬遠されてしまうくらい、アメリカでは当たり前のこととして浸透しているとのこと。日本でも重要性は浸透しつつあるものの、まだ飼い主さんに一任しているケースがあるのが実情ですね。

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