新しい家族に迎え入れられた保護犬を紹介する犬猫さがしと「保護犬のわんこ」プロジェクトさんの共同企画「今週の保護犬のわんこ♪」
第44回は栃木県在住の@beppo.moooさん家のモモとモモの子どものコパンと奏、そしておそらくモモの兄弟犬のアランです!みんな元保護犬の大家族です。
上の写真の左から順にアラン、モモ、コパン、奏です。何かのCDジャケットかと思わせる見事なポージングですね♪今回の物語はモモを中心にご紹介していきます。
モモは元野犬で牛舎のある農家の敷地に仲間と住み着いていましたが、ある日猪用の罠にかかってしまい愛護センターに収容されました。その時すでにモモは妊娠をしており、センター内で7匹の子犬を出産しました。そのうちの2匹がコパンと奏です。下の2013年と書かれた写真が当時のコパンです。
飼い主さんがモモたちと出会ったのは、震災後の被災動物に関わるボランティアをしようと西那須野いぬねこ里親会さんに連絡したことがきっかけでした。ある日、お手伝いで参加した譲渡会の会場に張り紙が。そこには愛護センターに母犬と5匹の子犬(2匹は生まれて間も無く亡くなったそうです)が殺処分間近で、預かってくれる人を募集していると書かれていました。しかしその張り紙は誰の目にも留まることなく譲渡会は終わってしまいました。
どうしてもその親子のことが頭から離れなかった飼い主さん。家にその張り紙を持ち帰り家族会議を実施。命が生きるか死ぬかという、とても重たい問題について真剣に話し合い、最終的に預かることを決意しました。
上の写真の2013年の方が初めて飼い主さんと出会った時のモモ。猪用の罠にかかった時の怪我で足が壊死寸前だったため、子犬と引き離されて入院していました。しかし病院の檻を破壊するほど暴れ、強制的に退院となり他の団体の犬舎に移動されていました。
子犬のうち1匹は保護する前に亡くなってしまい、先に4匹の子犬を預かった飼い主さん。モモを迎えに犬舎に訪れましたが、ここでもモモは驚きの行動に出ます。
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