3000キロの旅路の先で最高のクリスマスプレゼントをもらった元保護犬の「もち」

早速シェルターを探し、近いところから順に5箇所ほど周った飼い主さん。みんな助けたいという思いもあり1匹に絞りきれず1日目は終了。そして2日目に少し遠いSeattle Humaneに足を延ばしました。そう、Seattle Humaneはもちがいるシェルターです。

 
 
 
 
 
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シェルターには覗くと近寄ってくる子、「遊ぼう!」と尻尾を振っている子など沢山の犬がいました。その中で1匹、座ったまま下を向いて覗いてる人に見向きもせず固まっている子がいました。それがもちです。

クリスマス前ということもあり沢山の里親希望者が来ている中、声をかけても向いてくれないもちの前を皆通り過ぎていきました。飼い主さんはもちの近くに寄り、名前を呼びながら待つこと5分。ようやくこっちを見てくれドアに近づいてきました。

 
 
 
 
 
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しかし違う人が来ると驚いて隅に行ってしまうもち。その時飼い主さんは他の人は怖がるのに自分には近寄ってくれた事に、何か言葉では言い表せないものを感じたそうです。

お見合いをした際もおやつをあげる時にシェルターの人からは「人の手からは食べない」と言われていたのに、試しに手に置いて差し出してみると、なんともちは手から食べてくれたのです。

言い表せない特別な気持ち、この子を助けたいという気持ちが確信に変わり、シャイな子だけどいつか心を開いてくれると信じ、家族に迎えることにしました。

迎えたのは12月23日。飼い主さんにとっても、もちにとっても最高のクリスマスプレゼントとなりました。

 
 
 
 
 
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こうして家族となったもちですが、はじめは食事もしない、トイレもしない、外にも行きたくないと元々シャイな性格のため慣れるのに2週間かかったそう。しかし徐々に慣れてきて、ある日突然ご飯を食べるようになり、尻尾を振るようになり、他の犬に挨拶できるようになりと毎日飼い主さんを驚かせているそうです。

1ヶ月経った頃にはもうこんな状態!

 
 
 
 
 
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今ではパピーの頃から一緒にいたのかなと思わせてくれるほど懐いてくれました!

 
 
 
 
 
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はじめの頃外に出たがらなかった事が嘘のようにハイキングも大好きで、暖かい地域で育ったもちにとって初めて見た雪にこのテンション!徐々に尻尾のふり幅が大きくなっていくところが可愛いですね♪

もちが家族になって3ヶ月。もう飼い主さんご夫婦はもちなしでは生きていけないと思うくらい愛しく誇らしい存在となりました。里親となって本当に良かった!と語ってくれた飼い主さん。沢山の保護犬の里親になりたいという夢に向かって引越しも検討しているそうです。

「もっと早く出会えていたら、なんて思う時もありますが、これもタイミングと縁。これからのもちの人生を楽しく、幸せにしてあげたいなと思います」

長い旅路の先に、自分をこんなにも愛してくれる家族に巡り合えて幸せいっぱいなもちなのでした!

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