多数の助命嘆願で救われた命。7年の野良~保護期間を経て、帰る家を見つけた「さん」

新しい家族に迎え入れられた保護犬を紹介する「今週の保護犬のわんこ♪

第107回は兵庫県在住の@okuda.takaoさん家の「さん」です。

 
 
 
 
 
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さんは9歳の男の子。さんは大阪にある服部緑地という大きな公園で生まれた野良犬でした。そこを中心に近辺の公園に出没し、犬を連れて散歩をする人のあとを付いて回るようになり、犬好きの人たちの間で人気者でした。

人気者でしたが用心深い性格もあり誰にも触らせなかったそうで、5歳くらいの頃までずっと野良犬として生活していました。

 
 
 
 
 
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しかし5歳の頃に遂に保健所の職員さんに捕獲されました。その時、収容された事実を知った人から助命嘆願の電話が沢山あり、職員さんに「こんな事は初めて」と言わしめたそう。

そういう人々のお力添えもあり、さんは認定NPO法人アニマルレフュージ関西(以下、アーク)さんに保護され、飼い主さんと出会うまで2年ほど暮らしていました。

 
 
 
 
 
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アークさんにいた頃の名前は「三歩(さんぽ)」。保護された頃は散歩もまともに行けない程臆病だったそう。一歩でも多く歩いて、散歩好きな子になって欲しい。という願いを込めて三歩と名付けたそうです。

現在の「さん」という名前も当時の三歩という名前から付けられました。

 
 
 
 
 
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飼い主さんは約12年前にシェルターや保護犬の存在を知り、次の子は保護犬にしようと考え、先代犬「はな」をアークさんから引き取っていました。

 
 
 
 
 
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上の写真の子が先代犬「はな」です。約11年共に暮らし、「はな」は14歳で虹の橋を渡りました。そして飼い主さんの気持ちが落ち着いたときに出会ったのが「さん」でした。

一目ぼれしたという飼い主さんと出会い、家族に迎え入れられた「さん」。放浪期間が5年、シェルターで2年過ごした彼に、ついに家族ができた瞬間でした。

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