家族とすぐに慣れたミルちゃんですが、娘さんが高校に入り寮生活が始まると帰省すると大喜びし、寮に帰ってしまうとしばらく玄関で扉を眺めしょんぼり帰りを待って食欲もなくなってたとのこと。一緒に育った姉妹のように思っていたんでしょうね。
娘さんが帰省し、再び寮に戻るとこんな感じに。
一緒に育った娘さんとミルちゃんは似ているところがあり、怒られるとわかっているのに呼ばれても振り向かない。都合が悪くなると身体を掻く。よく食べ、よく寝る。娘さん曰く「育ててる親が一緒やからしゃあない」だそうです（笑）本当に姉妹のようですね！
ミルちゃんがまだ3,4ヶ月くらいの時、初めて獣医さんに診てもらい散歩許可をもらっていった場所、それが飼い主さんご夫婦が常連だった立ち飲み屋さんでした。初散歩以来日常的に通うようになり、看板娘の仕事をするようになりました。さあ、お待ちかねのその仕事っぷりを見ていただきましょう！
おじゃましまんにゃわ～☆とお店に出勤して、
お客さんがきたら女将さんに「ご来店〜」と掛け声を出し、
お客さんの話を聞いてツッコミもするし、
常連さんの人生相談も真剣に聞き、
時々はお客さんの話に飽きて寝ちゃうなんてことも（笑）
ちなみにミルちゃんがお店の中に入るのは営業時間が終わり女将さんがシャッターを下ろしてからで、お給料は日当で犬用のおやつのみです。看板娘をすることで家の事情や年齢的に飼えなくなった方々の癒しになっているとのこと。こんな看板娘がいるなら毎日通っちゃいますね！
「ミルという命を繋げたこと。ミルを通じて保護犬を知ってもらえたこと。そしてミルのおかげで沢山の方と交流を持てたこと。その全てが保護犬の里親になって心から良かったと思える。少しでも長く一緒に過ごせるよう、楽しい毎日が送れるようにと願っています。」
お仕事も大好きだけど、そんな飼い主さんに甘える時間が一番大好きな海瑠(ミル)ちゃんでした！
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