「私を崇拝しなさい」猫さまの十戒が面白すぎる

あなたは飼い犬から飼い主へのメッセージである「犬の十戒」は読んだことありますか?
映画でも取り上げられたりした有名な文章で、犬の従順さや愛情が溢れる感動のメッセージとして覚えている方も多いと思います。
一方、猫の十戒はどうでしょうか?意外と知られていないようですがその内容があまりに上から目線で面白いのでご紹介します。
せっかくなので犬の十戒と比較しながら犬猫の性格の違いを感じてください。

以下吹き出し部分は全て引用です。
犬の十戒:犬の十戒 (ソマリ+ism)より引用
   猫の十戒:日本愛玩動物協会より引用

私の寿命について

dog
私の寿命は、10年。長ければ15年。
何があっても最後まで、あなたのそばにおいてもらえますか。
私を飼う前に、どうかそのことをよく考えてください。

cat
私の生涯はだいたい15 年くらいしかありませんが、
たまに20 年以上生きてしっぽが裂けます。
ほんのわずかな時間でもあなたが離れていると腹が立ちます。
私が家族になってやるので、そのことを覚悟しなさい。

飼い主からの指示について

dog
あなたが私に望んでいることを、ちゃんと分かるようになるまで少し時間をください。

cat
あなたが私に望むことを理解するつもりはありません。待っても無駄です。

信頼関係について

dog
私を信頼して下さい……それが何より嬉しいのです。

cat
私を崇拝しなさい。
私にとってそれが一番大事なことなのです。

世話の仕方について

dog
私のことをずっと叱り続けたり、罰として閉じ込めたりしないで下さい。
あなたには仕事や楽しみもあるし、友達もいるけれど
私には….あなたしかいないのです。

cat
私を長い時間叱ったり、罰として閉じ込めたりしてはなりません。
でも狭いところは好きなのでダンボール箱を用意するのは許可します。
あなたには仕事や楽しみもあり、友達だっているかもしれませんが、

私のお世話をすることに勝る悦びはないはずです。

会話について

dog
時には私に話しかけて下さい。
たとえ、あなたの話す言葉はわからなくても、あなたの声を聞けば、
私に何を言ってくれているのか、分かるのです。

cat
私に話しかけなさい。
あなたの話していることが何かはどうでもいいですが、
話しかけるあなたの声はわかるのです。ほめ言葉は特に。

扱い方について

dog
私のことをいつもどんな風に扱っているか、考えてみてください。
あなたがしてくれたことを、私は決して忘れません。

cat
あなたが私にどんなふうにしてくれたか、私は決して忘れません。
恨みは倍返しします。

いじめる前に

dog
私を叩く前に思い出して下さい。
私には、あなたの手の骨など簡単に噛み砕ける歯があるけれど、
決してあなたを噛まないようにしているということを。

cat
私をたたいたりする前に思い出しなさい。
私の歯はあなたの手の骨をかみ砕くことぐらい簡単にできるのに、
気が向いたときにしかかまないようにしていることを。

叱る前に考えて欲しいこと

dog
言うことをきかないとか、手におえないとか、怠け者だと叱る前に
そうさせてしまった原因が無かったか、思い起こしてください。
ちゃんとした食事をさせてもらっていたでしょうか
太陽が照りつけている中に、
長い間放っておかれたことはなかったでしょうか
老いた私の心臓が弱っているせいで、動けないのかもしれません。

cat
私が言うことを聞かないと怒る前に、まずは自分に問い掛けてみなさい。
たっぷり食事を与えてましたか? 
それは私の好きなシーバですか? 日なたで気持ちよく昼寝をしているのをじゃましませんでしたか?
もしかすると年を取って体が弱ってきているのかもしれませんが、
どのみち私がしたいことに従わないほうが悪いのですから、あきらめなさい。

年老いた時

dog
私が年老いても、どうか世話をして下さい。
私達はお互いに、同じように歳をとるのです。

cat
私が年をとっても世話をしなさい。
あなたも同じように年をとりますが、
私は年をとってもかわいいのです。

最期のその時

dog
最期のお別れの時には、どうか私のそばにいてください。
「つらくて見ていられない」とか「立ち会いたくない」とか
そんなこと、言わないでほしい。
あなたがそばにいてくれるなら、
私は、どんなことも安らかに受け入れます。

そして、どうぞ忘れないで。
私がいつまでも
あなたを愛していることを。


cat
最期の旅立ちの時には、そばにいて私を見送りなさい。
「かわいそうで見ていられない」とか「私のいないところで逝かせてあげて」なんて言うのは許しません。
なでなさい。なで続けなさい。かわいいね、いい子だねと言いなさい。言いまくりなさい。
そうすれば私は着換えの時間を少し短くしてやってもよいです。まあ、気が向いたら。

※着替えの時間とは動物は天国で毛皮を着替えてもう一度元の飼い主に会いに来るという俗説からきているようです。


これぞ猫さまの生き様ですよね(笑)犬の従順さも可愛いですが、猫のこのツンデレも最高に可愛い!猫をこれから飼おうと思う人はこのワガママに最期まで付き合う覚悟で臨んでくださいね。ただ崇拝しすぎてアルファーシンドローム(猫が人間よりも上位の社会的優位性を示すこと)にならないようご注意ください!

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