家族に迎え入れられたなつおくんですが、慣れるのには1年以上かかったそうです。大人しいのではなく人を信用できず様子を伺っているというのが本当の姿で、人と目を合わせられない、男の人が苦手、留守番が苦手など色々と困難なことがあったとのこと。なつおくんに信用してもらえるよう頑張ろうと家族で気持ちをひとつにし向き合うことで徐々に打ち解けていき、初めて尻尾を降ってくれるのに3ヶ月、おもちゃで遊ぶようになるまで1年以上かかったそうです。その時の飼い主さんの喜びは計り知れないですね。
今ではすっかり家族の一員のなつおくんは家族が全員揃う夜が大好きで、悪さすることもなく人と同じように椅子に座ってニコニコしているそうです。
悪さはしないですが、こんな顔しておねだりしてくることも。一口あげる誘惑に勝てる気がしませんね♪
おやつが欲しい時にはおやつが入ってる引き出しまで誘導したり、飼い主さんがお出かけする時は玄関までお見送りをし、帰ってきたらもちろん大歓迎!捨てられたトラウマなのか車が苦手で遠出できないそうですが、こんな何気ない毎日が飼い主さんにとって幸せなんだそうです。
お出かけ前にこんな表情されたら出かけられないですね!
人を信じられなくなった犬と向き合うのは覚悟がいるけど、全てを委ねてくれた時の喜びは感無量です。
そう語ってくれた飼い主さんは今では「自分にできることを」と保護活動のお手伝いもしているそうです。人と暮らすことの幸せを教えてくれた飼い主さんの活動を応援しつつも、甘えたそうな表情のなつおくんでした!
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