新しい家族に迎え入れられた元保護猫をご紹介する「今週の保護にゃんこ♪」
第14回は長野県在住、@rie1334さん家の2歳の姉妹猫、みうちゃんとみりちゃんです。
飼い主さんとの出会いは、長野市の保護猫ハウス、信州猫日和さんでした。民家の倉庫で産まれ、育児放棄されていた子猫たちがそこに保護されていたのです。
子供の頃は猫と共に育ったという飼い主さん。保護猫ハウスの存在を知ってからは、殺処分される猫を減らしたい、という思いを持っていました。またその頃、ねずみによる被害に悩まされていたこともあり、家族と相談した結果、信州猫日和さんから一匹迎え入れることになりました。
スタッフの方と相談し、人見知りせず、すぐに順応してくれそうなみうちゃん(当時生後6ヶ月)を迎えることが決まりました。家にやってきたみうちゃんは初日からくつろいでいてすぐにパトロールを開始、あっという間にねずみ退治に貢献してくれたそうです。
特にいたずらをすることもなく、お利口に過ごしていたみうちゃん。飼い主さんは、仕事に出かけるときに黙って寝に行くみうちゃんの姿が切なく感じられ、そばにいてくれる仲間の猫を迎えてあげたいと思うようになりました。家族の理解も得られ、ひと月後、再び信州猫日和さんを訪ね、実の妹であるみりちゃんを迎えに行ったのです。
1ヶ月間離れていたからか、みうちゃんは最初、みりちゃんを威嚇したそうです。でも、翌日には自分の妹であることを思い出したのか、以前のように仲良しに戻りました。みうちゃんは後からきたみりちゃんに家の中を案内して回り、一緒に寝るようになりました。
「保護猫ハウスでしつけられていたので家具での爪とぎやトイレで粗相するなどの問題もありませんでした」と飼い主さん。それぞれ性格の違う姉妹が仲良く日向ぼっこをしたり、猫トンネルやプロレスごっこでハッスルしたりする姿が日々の癒やしになっているそう。
共に保護猫ハウスで育った姉妹。ひと月だけ離ればなれだったけれど、愛情あふれる家庭で再会し、幸せいっぱいのみうちゃん&みりちゃんなのでした!
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