熊本地震を独りで乗り越えた元野良犬のモカ。4年の放浪を経て保護犬から幸せな「過保護犬」に!

新しい家族に迎え入れられた保護犬を紹介する犬猫さがしと「保護犬のわんこ」プロジェクトさんの共同企画「今週の保護犬のわんこ♪

第92回は熊本県在住の@bzbzxoxoさん家のモカです。

 
 
 
 
 
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モカは推定5歳の男の子。モカを保護していたのはアニマルアシスト千手さんで、保護の経緯はモカが推定1歳の頃から始まります。

当時モカは野良犬で熊本県の菊池保健所に保護され、保健所職員さんとアニマルアシスト千手さんが協力し、散歩ができるくらい人に慣れさせるトレーニングをしていました。しかし1ヶ月後、慣れたと思い油断した隙にモカは脱走してしまいました。

 
 
 
 
 
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それから4年後、再びモカは保健所に収容されました。前回の脱走劇もあり保健所職員さんから「慣れても譲渡対象にできない。」と言われたものの、アニマルアシスト千手さんはモカを引き出し、シェルターに保護されることとなりました。

再び保護された頃のモカの様子

一方飼い主さんが保護犬に関心をもったきっかけはあるディーラーで行われていた譲渡会でした。譲渡会を開催していたのは動物愛護団体フィリアさん。そこで参加していた保護犬たちの経緯を知り、犬を飼うなら保護犬と決めたそうです。

最初はその譲渡会に参加した子を引き取りたいと思いましたが、子どもの頃から犬を飼い続けていた旦那様が首を縦に振らず断念。その後も何度か保護犬を見に行っても旦那様は認めてくれませんでした。

当時Facebookに掲載されたモカの写真

そして昨年。Facebookで遂にモカと出会いました。一目ぼれした飼い主さん。どうしても引き取りたいと旦那様を説得するも、それでも旦那様は頑なでした。

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