あなたは飼い犬から飼い主へのメッセージである「犬の十戒」は読んだことありますか?
映画でも取り上げられたりした有名な文章で、犬の従順さや愛情が溢れる感動のメッセージとして覚えている方も多いと思います。
一方、猫の十戒はどうでしょうか?意外と知られていないようですがその内容があまりに上から目線で面白いのでご紹介します。
せっかくなので犬の十戒と比較しながら犬猫の性格の違いを感じてください。
私の寿命について
たまに20 年以上生きてしっぽが裂けます。
ほんのわずかな時間でもあなたが離れていると腹が立ちます。
私が家族になってやるので、そのことを覚悟しなさい。
飼い主からの指示について
信頼関係について
私にとってそれが一番大事なことなのです。
世話の仕方について
あなたには仕事や楽しみもあるし、友達もいるけれど
私には….あなたしかいないのです。
でも狭いところは好きなのでダンボール箱を用意するのは許可します。
あなたには仕事や楽しみもあり、友達だっているかもしれませんが、
私のお世話をすることに勝る悦びはないはずです。
会話について
たとえ、あなたの話す言葉はわからなくても、あなたの声を聞けば、
私に何を言ってくれているのか、分かるのです。
あなたの話していることが何かはどうでもいいですが、
話しかけるあなたの声はわかるのです。ほめ言葉は特に。
扱い方について
あなたがしてくれたことを、私は決して忘れません。
恨みは倍返しします。
いじめる前に
私には、あなたの手の骨など簡単に噛み砕ける歯があるけれど、
決してあなたを噛まないようにしているということを。
私の歯はあなたの手の骨をかみ砕くことぐらい簡単にできるのに、
気が向いたときにしかかまないようにしていることを。
叱る前に考えて欲しいこと
そうさせてしまった原因が無かったか、思い起こしてください。
ちゃんとした食事をさせてもらっていたでしょうか
太陽が照りつけている中に、
長い間放っておかれたことはなかったでしょうか
老いた私の心臓が弱っているせいで、動けないのかもしれません。
たっぷり食事を与えてましたか?
それは私の好きなシーバですか? 日なたで気持ちよく昼寝をしているのをじゃましませんでしたか?
もしかすると年を取って体が弱ってきているのかもしれませんが、
どのみち私がしたいことに従わないほうが悪いのですから、あきらめなさい。
年老いた時
私達はお互いに、同じように歳をとるのです。
あなたも同じように年をとりますが、
私は年をとってもかわいいのです。
最期のその時
そして、どうぞ忘れないで。
「つらくて見ていられない」とか「立ち会いたくない」とか
そんなこと、言わないでほしい。
あなたがそばにいてくれるなら、
私は、どんなことも安らかに受け入れます。
私がいつまでも
あなたを愛していることを。
「かわいそうで見ていられない」とか「私のいないところで逝かせてあげて」なんて言うのは許しません。
なでなさい。なで続けなさい。かわいいね、いい子だねと言いなさい。言いまくりなさい。
そうすれば私は着換えの時間を少し短くしてやってもよいです。まあ、気が向いたら。
※着替えの時間とは動物は天国で毛皮を着替えてもう一度元の飼い主に会いに来るという俗説からきているようです。
これぞ猫さまの生き様ですよね(笑)犬の従順さも可愛いですが、猫のこのツンデレも最高に可愛い!猫をこれから飼おうと思う人はこのワガママに最期まで付き合う覚悟で臨んでくださいね。ただ崇拝しすぎてアルファーシンドローム(猫が人間よりも上位の社会的優位性を示すこと)にならないようご注意ください!
何があっても最後まで、あなたのそばにおいてもらえますか。
私を飼う前に、どうかそのことをよく考えてください。