目がほとんど見えなくても元気に馳け廻る、黄色いリボンをつけた元保護犬にっちゃん

新しい家族に迎え入れられた保護犬を紹介する犬猫さがしと「保護犬のわんこ」プロジェクトさんの共同企画「今週の保護犬のわんこ♪

第34回は@nippe1107さん家のにっちゃんこと二平くん!

 

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にっちゃんは秋田県在住、4歳のミックスの男の子。生まれつき小眼球症の為ほとんど目は見えていません。にっちゃんは飼い主さんのご近所さんの家庭の犬が出産した子で、飼育しきれなくて里親サイトで募集を出されていました。

飼い主さんはこれまで犬の飼育経験がなく、実は元々は犬が苦手だったそうです。お子さん達の10年来の犬を飼いたいという希望もあり犬について調べたところ、悪質なブリーダーなどの存在を知り、雑種の保護犬を検討することに。しかし保健所に行っても保護犬はいないと言われ、保護団体に問い合わせても飼育経験がないことを理由で断られてしまいました。そんな折、娘さんの友人が見つけた里親サイトに掲載されていたにっちゃんを教えてくれ、距離も近いため引き取りに行くことになりました。

 

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引き取りに行くと残っていたのがにっちゃんでした。まだ子犬だったのでなるべく留守番しなくて済むよう年末に家族に迎え入れることにしました。当時息子さんは中学3年の受験生。この日を機に「犬が家に来たから落ちたなんてにっぺ(にっちゃん)が可哀想。にっぺの為に頑張る」と変わったそうです。

目が見えていないような感じがしたので病院に連れて行くと、小眼球症で瞳孔が開いていない、そして心臓も悪いと診断されました。なぜこの子が残っていたのか、この時わかったそうです。

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