慣れるまで1年かかる。そんな予想を裏切るスピードで家族の一員となった成犬の元保護犬のナナシ

新しい家族に迎え入れられた保護犬を紹介する犬猫さがしと「保護犬のわんこ」プロジェクトさんの共同企画「今週の保護犬のわんこ♪

第95回は福岡県在住の@muttananasigramさん家のナナシです。

 
 
 
 
 
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ナナシは推定12歳の男の子。保護された際、首輪をしていたため脱走してしまったのか、捨てられてしまったのかわかりませんが元家庭犬だったようです。

飼い主さん家には知人の家で生まれた柴犬の男の子、六太(むった)がいます。六太と暮らす中で保護犬という存在を知り、いつかは家族に迎えたいと考えるようになっていた飼い主さん。そんな思いを持ちながら里親募集サイトのペットのおうちを眺めていたところ、ナナシと出会いました。

 
 
 
 
 
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飼い主さんは写真で見たナナシに一目惚れ!寝ても覚めてもナナシのことで頭いっぱいになってしまい、いつかはと思っていましたが思っていたよりも早くその時がやってきました。

ナナシが保護されていたのは長崎県が運営するアニマルポートながさき。お住まいである福岡県から長崎県までナナシを迎えに行きました。

 
 
 
 
 
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初めて訪れた動物愛護センター。到着し最初に目に飛び込んできたのは慰霊碑で、飼い主さんは殺処分という悲しい現実を突きつけられました。しかし保護犬たちが職員さんに可愛がられて過ごしている様子を見て、悲しい気持ちも吹き飛んだそうです。

「先住犬と相性の良い子を選んでいいですよ」と職員さんは長時間お話をしてくれたり、散歩もさせてもらったりし、最終的に飼い主さんはナナシを家族に迎えることを決めました。

 
 
 
 
 
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人間に対してはフレンドリーで特に問題はなかったのですが、問題があったのは先住犬六太との関係でした。ナナシは慣れるまでとゲージで生活させていましたが一度六太と鉢合わせになり、噛みつき合いになってしまったそう。これは一生ダメかもしれない。。。そんな思いもよぎった飼い主さんは慣れるまで最低1年はかかると覚悟しました。

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