新しい家族に迎え入れられた保護犬を紹介する「今週の保護犬のわんこ♪」
第109回は東京都在住の@t.martha.tさん家のエルムです。
エルムは推定8歳の女の子。元繁殖犬だったようで、昨年の夏に飼い主さんと出会うまでは保護犬カフェにいました。
飼い主さんはイギリス人の知人から「イギリスでは犬をペットショップで買わない」という話を聞き、シェルターから迎えるという選択肢を知ったそう。それ以来保護犬関連の書籍を読んだり、杉本彩さんの活動を知り、次に迎えるワンコは保護犬をと決めていました。
エルムと飼い主さんの出会いは昨年の夏、お住いの近郊にあった保護犬カフェでした。13年一緒に暮らし、昨年の年始に虹の橋を渡った先代犬レオン(上の写真)と同じコーギーのエルムが気になった飼い主さん。
1度目に会った時は迎える事が出来ず、2度目に行った時に、自分のことを覚えてくれていた気がしたことが決め手となり、エルムを家族に迎え入れました。
家族になってはじめの頃はエルムは他の犬をあまり見たことがなかったのか、トイレシーツのパッケージに描かれた犬の絵にまで吠えていたそう。お散歩も苦手で50メートル歩くのがやっとでした。
しかし家自体にはすぐ慣れてくれて、この通り!
体を横にしてぐっすり!安心できる環境だとすぐわかってくれたんですね♪
4ヶ月もすると散歩にも慣れ、30分以上ウキウキしながら歩けるようになりました!
さらに海デビューも!繁殖犬のままだったらきっと経験できなかったでしょうね。
エルムはとても甘えん坊で、常に身体をくっつけてくるそうで、そんな甘え上手なところが可愛くて楽しいと飼い主さん。
子犬の頃を知らないなど、保護犬の里親になる前に心配に思っていたこともあったそうですが、今は全く気にならないとのこと。それだけ幸せってことですね♪
「エルムは見たくないものや知りたくないものをなるべく避けて生きてきた自分を、見たくなくても、知りたくなくても、知らなければならないという事を教えてくれた存在です」
そうエルムと家族になれたことを良かったと語ってくれた飼い主さんがいるからこそ、こんなに無防備で寝ることができるエルムなのでした!